
「うちの子、やる気がなくて…」
そう思っているなら、
足りないのは“努力”ではなく“設計”かもしれません。
偏差値30台から医学部合格。
その裏にあったのは、叱咤でも根性論でもなく――
RPG(ロールプレイングゲーム)の仕組みでした。
✔ 小さなクエスト設計
✔ 即時フィードバック
✔ 根拠のない自信を守る
✔ 家庭を“回復拠点”にする
子どもを「やらされる脇役」から
「自分の物語の主人公」に変える方法を、具体例とともに解説します。
ビリから逆転できるRPG(ロール・プレイング・ゲーム)思考的子育て術 偏差値30台から70の医学部への合格の書 [ 森知香 ] 価格:1760円 |
📘『ビリから逆転できるRPG思考的子育て術』
(偏差値30台→70台・医学部合格を実現した思考法)
本書は、かつて偏差値30台だった息子さん2人を、最終的に医学部合格へと導いた母・森氏による実践的な子育て記録です。
厳しいスパルタ教育でも、根性論でもありません。
たどり着いた結論は、とてもシンプルなものでした。
子どもを「RPGの主人公」にして育てること。
ほんの少し視点を変えるだけで、
子どもは「やらされる勉強」から、「自分の冒険」へと歩み始めます。
ビリから逆転できるRPG(ロール・プレイング・ゲーム)思考的子育て術 偏差値30台から70の医学部への合格の書【電子書籍】[ 森知香 ] 価格:1760円 |
① なぜRPG思考がうまくいくのか?
「うちの子、やる気がなくて…」
そう感じることはありませんか?
でも実は、子どもにやる気がないのではなく、
やる気が自然に湧いてくる“仕組み”が整っていないだけなのかもしれません。
RPG(ロールプレイングゲーム)には、
人を夢中にさせる心理的な工夫がたくさん詰まっています。
RPGが人を夢中にさせる3つの仕組み
① すぐに返ってくる「できた!」という実感
敵を倒す → 経験値が入る → レベルアップする。
努力のあとに、すぐ結果が見える。
だから「もう一回やろう」と思えるのです。
一方で勉強はどうでしょう。
漢字を10回書いても、すぐに成果は見えません。
テストの結果が返ってくるのは数日後。
脳は“遠いごほうび”よりも、“すぐもらえるごほうび”に強く反応します。
だからこそ、
- できた瞬間に「すごいね」と伝える
- 小さくても拍手する
- 終わったら「クリア!」と区切る
そんな小さな演出が、思った以上に大きな意味を持ちます。
② 「ちょっと頑張れば届きそう」な難易度
簡単すぎると飽きてしまう。
難しすぎると心が折れてしまう。
いちばん伸びるのは、「できそうで、まだできない」ゾーンです。
親としてつい言ってしまいがちなのが、
- 「ドリル1冊やりなさい」
- 「志望校に合格しよう」
という大きな目標。
でもそれは、いきなりレベル100の敵を出すようなもの。
まずは、
- 計算3問だけ
- 10分だけ
そんな“小さなクエスト”から始めることが、結果的に大きな成長につながります。
③ 根拠のない自信を守ること
RPGの主人公は、最初はレベル1です。
それでもどこかで、「自分はきっとできる」と信じています。
この「なんとなくできそう」という感覚こそが、
挑戦 → 失敗 → 再挑戦 のサイクルを支えています。
もしそこで、
「あなたには無理」
と言われてしまったら、その勇者スイッチは静かに消えてしまいます。
子どもが少し自信満々になっているときこそ、
「いいね、その調子」と一緒に乗ってあげる。
根拠のない自信は、やがて本物の実力へと育っていきます。
② 子どもを主人公にする8つの魔法
親がすべて決めてしまうと、子どもは“脇役”になってしまいます。
主役として輝いてもらうには、少しの「演出」が効果的です。
① 「あなたが主役だよ」と伝える
人生という物語の主人公は、あなた。
その一言が、子どもの姿勢を変えます。
② 称号をつける
「計算マスター」
「漢字の剣士」
ちょっとした呼び名でも、子どもは自然とその役割を演じ始めます。
③ 選択肢を渡す
「国語からやる?算数からやる?」
自分で選ぶだけで、主体性はぐっと高まります。
④ 音でスイッチを入れる
勉強前に決まった音楽を流す。
終わったらファンファーレ。
音は気持ちの切り替えを助けてくれます。
⑤ 冒険ノートをつくる
今日のクエスト
今日倒した“敵”(できるようになったこと)
目に見える形で成長を残すと、自信が積み重なります。
⑥ 主人公インタビュー
「今日のボスはどうだった?」
言葉にすることで、経験はしっかり記憶に定着します。
⑦ ピンチを物語にする
テストの失敗は、物語でいえば“山場”。
「ここからどうやって巻き返そうか?」
そう考えることで、失敗がストーリーの一部になります。
⑧ 予祝(未来を先に喜ぶ)
合格したら行きたい場所を話す。
先にお祝いの予定を立てる。
未来を楽しみにすることで、努力が前向きなものに変わります。
③ いちばん大切なこと:親が“セーブポイント”になる
RPGには必ず、
- 宿屋
- 回復の泉
- セーブポイント
があります。
どんな勇者でも、回復の場所がなければ戦い続けることはできません。
家庭は、その“安心して戻れる場所”であることが何より大切です。
家庭を回復の場にする3つのヒント
① リフレッシュタイムをつくる
あえて勉強をしない時間を設ける。
② 不安に名前をつける
「やる気を吸い取るモンスターがいるかもね」と、見えない不安を見える敵にする。
③ 親ができるだけご機嫌でいる
家庭の空気は、子どもにとっての“最強バフ”です。
完璧でなくていい。
でも、安心できる場所であることが何よりの支えになります。
親は“育てる人”ではなく“応援する人”
子どもはコントロールする存在ではなく、
応援したくなる“推し”のような存在。
- 今日学校に行った
- 今日も一日生きている
それだけで、十分すごい。
「あなたを応援しているよ」という実感が、
やがて「応えたい」という力へと変わっていきます。
ビリから逆転できるRPG(ロール・プレイング・ゲーム)思考的子育て術 偏差値30台から70の医学部への合格の書 [ 森知香 ] 価格:1760円 |
この本のまとめ
✔ やる気は才能ではなく“設計”
✔ 小さな成功体験を重ねる
✔ 根拠のない自信を大切にする
✔ 家庭は安心できる回復拠点
✔ 親は最大のファンでいる
RPG思考は、子育てだけでなく、
- 受験
- 自己学習
- 仕事
- ダイエット
にも応用できます。
「タスクをクエストに」
「達成をレベルアップに」
そう捉えるだけで、人生は少しだけ前向きな“冒険”に変わるのかもしれません。

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