🎓 ハーバード大学が留学生を受け入れられなくなる!?その背景と日本への影響とは?

政治・経済

最近、アメリカで話題になったニュースのひとつに、「ハーバード大学が外国人留学生を受け入れられなくなるかもしれない」という驚きの内容がありました。このニュースには、アメリカの前大統領ドナルド・トランプ氏や、中国との関係、さらには日本の大学も関係してくるかもしれない問題が含まれています。

今回は、このニュースをできるだけわかりやすく解説します!


🏫 ハーバード大学ってどんな大学?

ハーバード大学は、アメリカ・マサチューセッツ州にある、世界でもトップクラスの名門大学です。創立は1636年で、アメリカ最古の大学でもあります。オバマ元大統領をはじめ、多くの有名人がこの大学を卒業しています。


🇺🇸 何が起きたの?トランプ政権の対応

2020年、アメリカの政府機関「国土安全保障省」が、ハーバード大学に対して「外国人留学生の受け入れ資格を取り消す」と通知しました。

📘「受け入れ資格」とは?

アメリカでは、大学が外国人を学生として受け入れるには、政府からの認可が必要です。それが「受け入れ資格」です。この資格がないと、外国人はその大学で勉強できません。

トランプ前大統領は「ハーバード大学が政府の指示に従わず、中国と深い関係がある」として、この厳しい措置を取りました。


🧠 習近平の娘もハーバードに?

実は、中国の最高指導者「習近平(しゅうきんぺい)」氏の娘が、偽名(本当の名前を隠して)で2010年ごろにハーバード大学に通っていたとされています。彼女が安全に留学できるよう、大学側が特別な配慮をしたともいわれています。

このことから、「ハーバード大学と中国共産党(中国の与党)との関係は深いのでは?」という疑問がアメリカ国内でも出ています。


🍜 中国人留学生がどんどん増えている?

ハーバード大学では、中国からの留学生が年々増加しています。学食では中国料理が真っ先に出るくらい、中国人学生が多くなっているという声もあります。

さらに、アメリカの大学では「成績が同じくらいの学生が複数いた場合、多額の寄付をした家庭の子どもが優先される」というルールがあります。中国の富裕層が多額の寄付をすることで、子どもが入学しやすくなっているともいわれています。


🧪 大学の「リベラル化」って何?

最近のアメリカの大学では、「リベラル(自由主義的)」な思想が強くなっています。これは、個人の自由や平等、多様性を重視する考え方です。

でも、ハーバード大学などでは、行き過ぎたリベラル思想=「極左(きょくさ)」と呼ばれる考え方にまで発展し、政治的なデモや反イスラエル運動が盛んになっているという声もあります。

トランプ政権は、こうした偏った政治活動に反対していました。


⚖️ 裁判所がストップをかけた

ただし、トランプ政権の「ハーバード大学から留学生の受け入れ資格を取り消す」という措置は、ニューヨークの裁判所によって一時的にストップされました。

これは、「大学の自由を守るべきだ」という意見が裁判所で通ったためです。


🇯🇵 日本の大学も他人事じゃない?

実は、日本の大学、特に東京大学(東大)も中国人留学生がどんどん増えています。

例えば、大学院の留学生のうち3人に1人は中国人だといわれています。このままいけば、日本の大学も「中国色が強くなるのでは?」という懸念が出てきています。


🚗 運転免許の不正取得も問題に

さらに、日本では「中国人が観光ビザのまま日本で運転免許を取得し、それを国際免許として使う」という問題も起きています。

現在、日本では住民票がなくても、ホテルなどの一時的な住所で運転免許を取得できる場合があり、これを悪用するケースが増えているのです。

このような問題に対して、日本の警察庁は「原則として住民票を必須にする」方向で制度を見直そうとしていますが、完全な対策にはまだ時間がかかりそうです。


📌 まとめ:教育と政治のつながりに注目を

今回のハーバード大学の件からわかることは、「大学はただの勉強の場ではなく、国際的な政治や外交にも深く関わっている」ということです。

「ハーバード出身だから正しい」「東大だから偉い」といったイメージだけで判断するのではなく、その背景にある政治的な動きや思想にも目を向けることが大切です。

今後、日本でも大学のあり方や、外国人との関係について考える機会が増えていくかもしれません。学生の皆さんも、ニュースを他人事と思わず、自分の将来にも関わることとして、少しずつ関心を持ってみてはいかがでしょうか?

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