あなたがひもから脱出できない理由を教えます。
今回は、しみけんさんが書かれた『1万人抱いてわかった モテる男39の法則』という本を解説します。この本はこんなあなたにおすすめです。
「顔にもお金にも自信がない。でもモテたい!」
そんな方におすすめの本です。
「モテたい」という気持ちを持っている人は多いと思います。しかし、残酷な現実として「モテ」の99.8%は顔で決まり、その次の要素はお金だと著者は言います。では、そのどちらも持っていない人にはチャンスがないのかというと、そうではありません。この本は、顔やお金以外でモテる男の法則を教えてくれる本です。
それでは早速紹介していきます。いつも通り、最初にこのブログの結論を言っておきます。
結論:モテるには清潔感、健康、人前に立つことが重要。モテるにはまず、自分から相手に関心を持つことが大切です。
1万人抱いてわかった! モテる男39の法則 「非モテ」から脱出したいあなたへ [ しみけん ] 価格:1430円 |
このブログでは以下の順番で解説していきますので、ぜひお楽しみください。
- しみけん流ビーチフラッグ理論とは?
- モテるための心構え
- モテるための行動
ビーチフラッグ理論
まずは、1つ目のポイント「ビーチフラッグ理論」です。
著者は職業柄、これまで1万人の女性と出会ってきたといいます。その経験から見いだしたモテの理論が「ビーチフラッグ理論」です。
著者は言います。「巷にあるモテコミュニケーション術というのは、モテるための三角形の一部を取り上げたものにすぎない」。まず、最上位に来るのは「顔」です。その次に来るのは「お金を持っている人」。そして、その下に来るのが「人前に立つ人」です。
例えば、バンドマンや芸人は売れなくてもモテることがあります。これが「人前に立つと、人が寄ってくる」という現象です。これらの3つを持つ人が、女性の方から寄ってくる「フラッグタイプ」の人たちです。それ以外は、自分から女性をゲットしに行く「選手タイプ」の人たちになります。
では、モテるための具体的な方法について見ていきましょう。著者は「モテる」というのは「この人と遺伝子を残したい」と女性に選ばれることだと言います。子供の顔が良ければ、その子は人生において有利になりますし、お金があれば子育ても楽になるでしょう。そのため「顔」と「お金」が最も重要な要素になるのです。
ここで多くの人が「自分は顔やお金がないから無理だ」と諦めてしまいます。しかし、著者は「人前に立つこと」が上から3番目に重要だと指摘します。頭が良くなくても、お金がなくてもいいのです。何でもいいから「人前に立つ」ことが重要です。例えば、授業で手を挙げる、YouTubeでチャンネルを作る、SNSで発信するなど。人前に立つことで、モテる力は確実に上がるのです。
次に、「選手タイプ」の人について見ていきましょう。選手タイプの人にとって重要なのは「健康」をアピールすることです。まず、最も基礎となるのは「清潔感」です。清潔感は健康に直結しているため、女性にとって重要な要素です。その上に来るのが「体」「心」「頭の健康」です。肥満でもガリガリでもない、健康的な体型、ポジティブで心が元気な人、そしてコミュニケーション能力や教養を持った「頭の健康」が重要です。
つまり、イケメンやお金持ちでない人でも「清潔感」「健康」「人前に立つこと」を鍛えることで、確実にモテる力を上げることができるのです。
清潔感を高めるポイント
次に、「清潔感を高めるポイント」について解説します。
ビーチフラッグ理論の根底にあるのが「清潔感」です。清潔感がないとスタートラインにすら立つことができません。モテるとは「この人と子孫を残したい」と選ばれること。不潔や不健康は病気に直結し、選ばれない原因となります。
女性に「好きなタイプ」を聞くと多種多様な答えが返ってきますが、「嫌いなタイプ」を聞くと、ほとんどの女性が「不潔」と答えるのです。ここで重要なのは、「清潔感があるかどうかは自分ではなく、周囲の人が決める」ということです。自分では清潔だと思っていても、他人から不潔に見られていることがあります。だからこそ、服装や髪型は他人に選んでもらうことが効果的です。
具体的には、以下の7つの要素を磨くことが推奨されています。
- 髪型:月に1回は美容室に行き、女性の美容師さんに「爽やかにしてください」と頼むこと。また、眉毛のケアも忘れずに。
- 服装:自分で選ばず、店員さんに「爽やかコーデを教えてください」と頼むこと。
- 肌:運動や保湿を心がけ、きれいな肌を保つこと。
- 歯:2か月に1回、歯医者に行き、着色を取ること。
- 爪:こまめに爪を切り、爪やすりで角を取ること。
- 無駄毛:剃るのではなく、脱毛するのがベスト。予算があれば全身脱毛もおすすめ。
- 言葉遣い:清潔感は見た目だけでなく、言葉遣いにも表れます。綺麗な言葉を使いましょう。
これらの7つのポイントを意識することで、清潔感を磨き、モテる力を高めることができます。
人前に立つ方法
続いて、「人前に立つ方法」について解説します。
ビーチフラッグ理論において、最上位の「顔」は生まれつきの要素が大きいでしょう。また、2番目の「お金」も突然手に入るものではありません。だからこそ、3番目に来る「人前に立つこと」は最も取り組みやすい要素なのです。
「人前に立つ」といっても何をすればいいのかわからない人もいるかもしれません。そういう方は、まずSNSやライブ配信などで自分のアカウントやチャンネルを作ってみることをおすすめします。最初は視聴者がゼロでも構いません。注目を浴びる人でも、駆け出しの無名時代には注目はゼロから始まっています。
また、「人前に立つ」という行動は、外見が特別良くないとできないと思う人もいるかもしれません。しかし、初めからカッコいい、可愛いという人はほんの一握りです。普通の人でも「人前に立つ」ことで、見られているという意識が芽生え、それがその人を魅力的に成長させます。
もし、発信することにためらいがある人は、スポーツの大会に出たり、何かに立候補したりして、人前に立つ機会を増やすのも効果的です。人前に立つことは、相手から自分に視線を向けさせる行動です。そして、自分の視線を相手に向ければ、視線が交差し、そこにチャンスが生まれます。
著者のおすすめの一例としては、SNSで自分のチャンネルを開設し、スポーツジムに通って「来年のボディビルの大会に出場したい」とトレーナーに伝え、その過程を配信するという方法があります。こうしたチャレンジを発信することで、周囲の注目を集めることができるのです。
ここでは「しみけん流ビーチフラッグ理論とは?」というテーマで、以下の3つのポイントを解説しました。
- ビーチフラッグ理論
- 清潔感を高めるポイント
- 人前に立つ方法
モテるための心構え
「モテるための心構え」について解説します。ここではモテるための心構えに関して、2つのポイントをピックアップして説明します。解説するのは以下の2つです。
- 1番大切なのは好奇心
- 自信があるように振る舞え
まず1つ目のポイント、「1番大切なのは好奇心」です。
著者はよく「AV男優に必要なものは何ですか?」と聞かれるそうです。その答えは意外にも「好奇心」だと著者は言います。若い男性、特に10代や20代の頃は、見た目の美しさや可愛さにばかり目が行きがちですが、それでは自分のタイプではない女性に対応できません。むしろ、否定的な言葉が口をついて出てしまう可能性があります。
一方、幅広い好奇心を持っていれば、見た目が好みでなくても相手に興味が湧いてきます。そして、自分から相手に興味を持つことで、相手もこちらを好きになってくれることが多いです。人は、自分に興味を持ってくれる人に好意を抱きやすいからです。
著者は、トップのAV男優たちは性欲ではなく、好奇心で勃起させていると言います。好奇心を持っていない人は「セックスに飽きないのか」とよく聞いてくるそうですが、それは「セックス=挿入と射精」と考えているからです。セックスはコミュニケーションであり、相手に対する興味や好奇心がある限り、飽きることはないと著者は断言します。
自信があるように振る舞え
次に2つ目のポイント、「自信があるように振る舞え」です。
著者は以前、AV企画で一般から募集した童貞の男性と一緒にAV撮影をしたことがありました。その時、声をかけた女性に「彼はなぜ童貞なんでしょう?」と聞いたところ、一番多かった答えが「自信がなさそう」というものでした。
その男性は、少し猫背で、目を見て話さず、早口で、肌が白く、ひょろっとした体型だったそうです。モテるためには、その逆をやることが必要です。つまり、胸を張り、目を見て話し、ゆっくりと話し、運動してがっしりとした体型になり、肌を少し日焼けさせることです。
著者は「胸を張るだけで男性ホルモンが15%アップする」と言います。また、目を見て話すことで、相手に「ちゃんと向き合いたい」という気持ちが伝わり、健康的な体型や日焼けした肌は、女性に健康的な印象を与えます。
ここまでが第2章の内容です。この章では「モテるための心構え」というテーマについて、2つのポイントを解説しました。
- 1番大切なのは好奇心
- 自信があるように振る舞え
「モテるための行動」
ここでは、モテるための具体的な行動について、2つのポイントをピックアップして解説します。解説するのは以下の2つです。
- 相手の名前を呼ぶ
- 聞く:話すは2対1
相手の名前を呼ぶ
まず1つ目のポイント、「相手の名前を呼ぶ」です。
「人の名前が覚えられない」というのはよく耳にする話です。しかし、そんなことでは永遠にモテないと著者は言います。モテる人は必ず相手の名前をしっかり呼ぶのです。それが、たとえ久しぶりに会ったとしてもです。
久しぶりに会った時に「○○ちゃん、久しぶり!」と名前を呼ばれると、「覚えてくれていたんだ」と嬉しくなります。もちろん、苗字で呼ぶか下の名前で呼ぶかは、その人との距離感に応じて変える必要がありますが、大前提として「親しき仲にも礼儀あり」で接することが重要です。
また、モテる男性の中には、前回話した内容を覚えていて「前に○○が好きって言ってたよね」と名前と一緒に話をする人もいます。これをされると相手は「よく覚えてますね」と喜んでくれるでしょう。記憶に残っていることを伝えることで、関係がより良好なものになります。
名前を覚えるコツとしては、実際に口に出して呼んでみることが効果的です。会話の冒頭で「○○さん、実は先日…」というように、名前を積極的に使うことで記憶に定着させます。さらに、事前に「なんて呼んだらいいですか?」と聞いておくと、さらに名前が覚えやすくなるでしょう。
それでも覚えられない人は、メモを取るのも一つの方法です。著者自身も、会った女優さんの名前や会話内容、会った日時などを細かく記録しているそうです。次に会う時にメモを見返し、話を振ると相手はとても喜んでくれます。
聞く:話すは2対1
次に2つ目のポイント、「聞く:話すは2対1」です。
人は自分の話を聞いてもらうと嬉しいものです。特に、相手が楽しそうに聞いてくれると、その喜びは倍増します。あなたが誰かと話して「今日は楽しかったな」と思う時、それはあなたが楽しませたのではなく、相手の「質問力」が高かったからこそ、楽しい会話ができたのです。
モテる男性は、相手に楽しそうに話をさせる「話を引き出す力」があります。これは、ただ聞くだけでは不十分です。著者は「耳が2つで口が1つなのは、聞く2に対して話す1の割合が良いということ」と言います。
モテる男性は相手の話を引き出し、相手を気持ちよくさせた上で、「あなたはどうなの?」と話を振ってもらえるタイミングを待ちます。そのタイミングで、自分の話をすれば自然に、自分のエピソードを語ることができます。
自分の話をするために会話の流れを切ってしまうと、誰もあなたの話を聞きたがりません。相手から話を引き出すためには、テレビやラジオのトーク番組を見るのも良い練習になります。MCやパーソナリティがどのようにしてゲストから話を引き出しているかを観察し、自分でもそれを真似してみましょう。
ここまでの内容です。ここでは「モテるための行動」というテーマについて、以下の2つのポイントを解説しました。
- 相手の名前を呼ぶ
- 聞く:話すは2対1
まとめ
- しみけん流ビーチフラッグ理論
この章では、ビーチフラッグ理論、清潔感を高めるポイント、人前に立つ方法について解説しました。 - モテるための心構え
この章では、好奇心と自信を持つことの重要性について説明しました。 - モテるための行動
相手の名前を覚えて呼ぶこと、聞く:話すは2対1の比率を意識することが、モテるための行動として挙げられます。
以上が「1万人抱いてわかったモテる男39の法則」の解説でした。この内容を参考に、モテる男を目指してみてください。
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