いじめの残虐性が加速する理由

数年前、実際にテレビで見た実験で、人間の残虐性は加速していくというもの。

かなり印象に残った実験でその実験名は

ミリグラム実験

閉鎖的な状況て権威者の指示に従う人間の心理状況を実験したものです。

実験を大まかに説明すると

被検者の先生役がs隣室にいる生徒役の回答が間違うたびにより強い電気ショックを与えるというもの。

もちろん,生徒役に電気は流れていないので苦しんでいるふりをしているだけです。うめき声がやがて絶叫となっても被験者は実験者が「大丈夫です」と言うのにこたえて強くし続けました。

最終的に参加者が命の危険がある450Vのショックを与えることになりました。

ミルグラムはこの実験をさまざまな状況で行いましたが,61~66%の範囲の人たちが致死の電気ショックを与えたということがわかりました。

この実験により権威や役割が容易に深刻な暴力的行為につながることがわかりました。

これは、体罰やいじめは、エスカレートしていくという事を示しており、

例えば、はじめ少額だった恐喝の金額がとんでもない金額になったり、

体罰がエスカレートして死に至らせたりする。

いじめや体罰が発覚したらすぐ対処しないととんでもないことになるということです。

よく、学校の対応の遅れが問題になりますが、実験を見る限り対応は迅速にする必要がある事は間違い無いですね。

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