がんばらない戦略 【川下和彦・たむら ようこ著】を要約してみた。

仕事効率

要約

  • 頑張り過ぎずに行動することが大切。
  • おもしろくないことをゲーム化すると、モチベーションが上がる。
  • 大切なことに集中し、99%のムダな努力を捨てる。
  • 自分の強みや得意なことを組み合わせると、効率的に成果が上がる。
  • ゴールをイメージして、それに向かって行動すると目標達成がしやすくなる。
  • 失敗を恐れず、挑戦することが新しい発見や成長に繋がる。
  • 自分の時間やエネルギーの使い方を見直し、無駄なものを削ぎ落とすことで生産性が上がる。

見どころ

  • 頑張り過ぎずに、大切なことに集中する方法。 💪

頑張らない戦略

今回は川下和彦さんとタムラヨウコさんの書かれた 頑張らない戦略を解説していきます。

人の大部分の人はやる気が出てスポーツジムや習い事に通うも、途中でやる気がなくなって辞めてしまう人がます。それは人が頑張り続けることができないからだ。

それにもかかわらず努力すればなんとかなると考えて、限界まで頑張ってしまい鬱病になったり、会社を辞めたりすることもある。

大事なのはなるべく『頑張る』ということをせず行動し続けることです。

この本は無駄な努力を捨てて結果を出す方法が書かれている。 まさに頑張り続けて疲れてしまっている人にこそ観て欲しい。

面白くないことをゲーム化する

おもしろくないことをゲーム化することについて。

あの何をやっていても飽きてしまうことがある。例えばレジ打ちという仕事に飽きてしまったとしよう。新しい発見もないし、変化もない。

そんな時はそれ自体をゲーム化してしまうのだ。例えば毎日1時間かかる 仕事55分でできるとかだ。

本当のゲームで言うと、スーパーマリオブラザーズを最速でクリアするってことだ。同じゲームをずっとしている人にとっては、マリオのゲーム自体には飽きている。

タイムアタックをやっている人は何千回と同じステージをプレイしているわけで、そんなマリオただクリアするだけだと面白くもなんともない。

ある意味レジ打ちと同じ作業なわけだが、そこにタイムアタックという楽しむ要素を作ることで楽しみながらゲームをプレイ し続けることができるわけだ。

プロゲーマーの梅原大吾さんは「ゲームに飽きるのはゲームに 飽きたのではなく成長しない。自分に飽きたからだ」と言っている。

ずっと飽きずに何かを続けるためには自分の中から楽しみを 作っていく工夫が必要なのだ。

他にも

  • 商品を並べるときはきれいに並べてみる
  • 掃除をするときは埃ひとつ残さないようにしてみるとか。
  • 勉強するときは1時間でどれだけ問題を解けるか

このようにいくらでも仕事をゲーム化することができる。これによって仕事の効率化が図れるわけだ。

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続けるために段取りを減らす。

次の頑張らない方法は、何かを続けたければ段取りを減らすことだ。

例えばスポーツジムに行くまでに1時間かかるとしよう。 最初は筋トレのやる気があるから頑張って何とか通えるかもしれないが、ほとんどの人は だんだんやる気を維持できなくなる。

ある日 めんどくせー 止めたとなる。

なぜなら筋トレをするために髪を整えて、服装を着替えて、日焼け止めを塗って、1時間車を運転してジムに入って挨拶なんかをしてやっと筋トレを することができる。

そうならないように


  1. 近くのジムを利用する: 通勤時間を短縮するために、家から徒歩2分圏内のスポーツジムを利用しましょう。これにより、移動時間が大幅に短縮され、筋トレへのハードルが低くなります。
  2. 自宅で筋トレを行う: ジムに行く必要がない場合、自宅で筋トレを行うことができます。自宅での筋トレには、ボディウェイトエクササイズ(腕立て伏せ、腹筋、スクワットなど)や、ダンベルやケトルベルなどの簡単な器具を使用してトレーニングを行う。

などの工夫をして移動する段取りを省くことができる。

バカリズムさんは自宅の部屋の隣の部屋に事務所をおいて時間と手間の段取りを省いているそうだ。

記録をつける

ゲーム感覚に仕事をこなす上でも、記録をつけることは大切です。

そのメリットを書いてみると

  1. 成長の実感: トレーニングの記録や体重の変化、筋肉量の増加などを記録しておくことで、自分の成長を客観的に把握し、達成感を得られます。
  2. モチベーションの維持: 記録を見返すことで、これまでの努力が無駄にならないように、引き続き取り組む意欲が湧いてきます。
  3. 無意識の行動改善: 記録をつけることで、良い記録を残そうという意識が働き、食事や運動に対する取り組みが自然と改善されます。

何かを続けたければただ努力するのではなく記録をつけること。

もし記録をつけずに続けていこうとすると自分の取り組みや成果が把握できず、目標達成への道筋が見えにくくなります。

これにより、継続する意欲が失われることがあり、自分の取り組みに意味がないと感じてさぼりたくなってしまうだろう

S N Sで宣言する

やることをSNSで宣言することは、現代におけるユニークな方法で、目標達成に役立ちます。例えば、1か月間筋トレを続けると友達に宣言すると、途中で挫折することが恥ずかしくなります。これは一貫性の法則と呼ばれる心理が働くためで、人は自分が決めたことを最後までやり抜こうとします。SNSで宣言する場合、できるだけ多くの人に知らせることが効果的です。

具体的な例としては、「今日1記事ブログを書く」「今日1冊本を読む」「英単語20個覚える」など、TwitterやFacebookなどのSNSで目標を宣言します。この宣言によって、自分を行動に駆り立てることができます。実際に、SNSで目標を宣言することで達成確率が高まることが証明されています。

朝やるべきことを決めておく

朝にやるべきことを決めることは、習慣化に非常に効果的です。人間は同じ行動を繰り返すことで、最初は努力が必要だったことも無意識に行えるようになります。例えば、歯磨きは子供の頃には面倒だったものが、今では無意識に行えるほど慣れています。

同じように、毎日決まった時間に同じ行動を繰り返すことで、努力せずに簡単に実行できるようになります。何かを習慣化する場合、朝にやることに決めると良いでしょう。夜中にやろうと決めても疲れや眠気が邪魔になり、実行できないことが多いです。しかし、朝は起きたばかりで元気であり、難しいことでもスムーズに進められます。

朝にやりたいことを決めて実行することが望ましいです。例えば、朝6時のアラームが鳴ったら筋トレやランニングを行うといった具合です。このように続けていくことで、いつか歯磨きのように努力しなくても無意識に実行できるようになるでしょう。

習慣化するまでご褒美を作る

習慣になるまでご褒美を設定しましょう。意識して行動を続けることで、最終的には無意識にできるようになりますが、最初の意識的な部分が難しいです。自転車のこぎ始めのように、最初の一歩が一番大変です。

最初の一歩を踏み出すために、ご褒美を設定してください。例えば、塾に行く途中でメロンパンを買うことや、早起きしてランニングした後にセブンイレブンでアイスコーヒーを飲むことなど、ご褒美を用意することで、困難にも耐えられるようになります。

このご褒美は、ダンジョンで強い敵を倒した後に手に入るアイテムのようなものです。もし、敵を倒した後にアイテムが出てこなければ、わざわざ倒そうとは思わなくなります。つまり、最初の一歩を踏み出すためには、ご褒美を用意しておくことが重要です。ご褒美に惹かれて一度行動を開始すれば、カーリングの石のようにスムーズに行動できるようになります。

やることを絞る

次にやることを絞りましょう。選択と集中という言葉を知っていますか?これは、一番大事な事業に絞り、そこに集中して成果を上げる経営戦略です。同様に、私たち自身も力を分散させず、一番大事なことに集中しましょう。

プロゲーマーの梅原大吾さんは、格闘ゲームで強くなる方法について、「格闘ゲーム以外でいかに弱くなるか」と答えています。つまり、一番大切なゲーム以外はあえて手を抜くことで、力を集中させているのです。

大切なことを一つに絞ることで、行動しやすくなります。そして、苦手なことより得意なことをやりましょう。苦手なことをすると疲れてしまいますが、得意なことをすれば頑張らずに済みます。人は自然と得意なことを表現したくなる生き物ですから、得意なことをやることで楽しみながら続けられるでしょう。その結果、無駄な努力をせずに成果を上げることができます。

まとめ

  • 頑張りには限界がある
  • 面白くないことをゲーム化する
  • 段取りを減らす
  • 記録をつける
  • やることをSNSで宣言する
  • 朝にやるべきことを決めておく
  • 習慣になるまでご褒美を作る
  • やることを絞る
  • 苦手なことをやめて得意なことをやる

と言う感じで頑張りすぎず、成果を出すために一度読んでみて下さいね!!

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